島の特徴
竹富島は、沖縄県八重山諸島にある島々のひとつです。
島に流れる良い意味でゆるい雰囲気は観光客に人気で、国内外を問わず、毎年多くの人に親しまれています。
石垣島から高速艇で10分の距離にあることから、石垣島を訪ねたあとに竹富島を訪れる人も多いようです。
ゴツゴツとしたサンゴ石で作られた石壁や南国特有の花々、島を練り歩く水牛車など、島のいたるところに原風景が広がっているのが特徴です。
こちらが竹富島を練り歩く水牛車。
水牛の歩くスピードと同じように、ゆっくりした時間が流れる竹富島のことを、もう少し知ってみませんか?
離島概要
名称(よみがな) | 竹富島(たけとみじま) |
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島の大きさ(標高・面積・周囲) | 24m・5.42㎢・9.2㎞ |
世帯数・人口 | 134世帯・279人 |
来訪者 | 246,265人 |
アクセス | 石垣島・離島桟橋から高速船「スバル」「あんえい号」で竹富島へ10分 |
島の宿泊施設 | ホテルや民宿あり |
関連サイトURL | http://www.churashima.net/travel/taketomi/index.html |
景観度 | |
人気度 | |
アクセス難易度 | |
希少体験度 | |
施設充実度 |
島の見どころ・観光スポット
竹富島には、竹富島以外の八重山諸島と同じく、たくさんの見所があります。
「エメラルドグリーン」という言葉を聞いたことがありますか?
「エメラルドグリーン」とは、色の強さが特徴的な緑色のこと。
竹富島にはまさにその言葉通りのエメラルドグリーンの海などがあります。ここでは、もっともおすすめのスポットを紹介していきます。
コンドイビーチ
コンドイビーチは、白砂が魅力的な八重山を代表するビーチです。
「幻の浜」とも呼ばれ、とても人気が高いビーチなんです。
どこが幻なんでしょうか。それは、潮の干満によって波の高さが変わるから。
潮が引くことで、海水が透明になり、沖には浜が出現するんです!
反対に潮が満ちると、海の色はエメラルドグリーンに変貌します。
遠浅のビーチなので、お子さん連れでも安心して楽しむことができますよ。
島での暮らしぶり
竹富島は、観光が主産業として行われています。
ただ、多くの観光客は竹富島に泊まることは少なく、石垣島まで帰って、石垣島の宿泊施設を利用してしまうそうです。
島南部では車海老の養殖も盛んに行われており、沖縄県外へと出荷されています。
近くでは牧場もあり、乳牛が育てられています。
島の歴史
竹富島からは、紀元1000年前の貝塚が発見されています。
そのほかにも、島の遺跡からは陶磁器の破片などが発見されているのです。
1500年ころにはオヤケアカハチの戦争で宮古軍の総大将だった仲宗根豊見親が丘の上に築城したりといった歴史があります。
島はサンゴ礁でできているため、稲作を行うことができないません。そのため、船で西表島に渡って稲作を行う「通耕」が発達しました。
通耕は、本土復帰前後まで行われていたとのことです。
島のイベント
種子取祭(たなどぅい)という島で最大の行事があります。
10日間行われ、その間には約80もの芸能が奉納されます。
この行事に参加する(見る)ため、この時期になると多くの観光客が竹富島を訪れるのです。
なんと、普段の人口の数倍に膨れ上がるそうで、この行事がどれほど人気かが手に取るようにわかりますね。
国指定重要無形文化財にも指定されています。