島の特徴
八重山諸島屈指の海の美しさを誇る鳩間島!
ドラマ『瑠璃の島』(2005年)で一躍有名にもなりました。
周囲3.9キロメートルと、歩いても2時間程で一周出来る、八重山諸島では最も小さな有人島でもあります。
海民謡「鳩間節」の発祥の島であり、昔ながらの文化や自然が今も多く残されています。
瑠璃色とも呼べる海の青さは、鳩間ブルーとも呼称され、観光客の心を掴んで離しません。
こちらが鳩間島の海。
深い瑠璃色の海に心をギュッと掴まれたように感じませんか?
離島概要
名称(よみがな) | はとまじま |
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島の大きさ(標高・面積・周囲) | 34m・0.96㎢・3.9㎞ |
世帯数・人口 | 28世帯・54人 |
来訪者 | 140人 |
アクセス | 石垣島・離島桟橋から西表島上原港行き貨客船「かりゆし」で鳩間港まで2時間10分 ほか、ルートあり |
島の宿泊施設 | 民宿あり(商店は一軒しかないので、飲食物は持っていった方がいい) |
関連サイトURL | http://www.aneikankou.co.jp/guide/hatomajima.html |
景観度 | |
人気度 | |
アクセス難易度 | |
希少体験度 | |
施設充実度 |
島の見どころ・観光スポット
歩いても一周一時間ほどで散策できてしまう鳩間島。
小さいながらも大きな魅力がいっぱい詰まった島です。
そんな鳩間島でぜひおすすめしたいスポットを紹介します。
鳩間中森
島で一番高い場所、それが鳩間中森です。
古典民謡である「鳩間中森」でもうたわれています。
山頂部には鳩間島灯台が置かれ、朴訥(ぼくとつ)と立っている様は郷愁を感じさせてくれます。
昭和58年に復元された石積みの遠見台もあるんですよ。
遮るものがないので、海からも白くスッと立つ灯台を見ることができます。
ここから眺める景色は「最高!」の一言に尽きるでしょう。
島での暮らしぶり
鳩間島では、海人草とツノマタ、シャコガイ、海藻の養殖が行われています。
明治末期から大正期にかけてはカツオ漁が盛んに行われていましたが、現在では上記した養殖がメインになっています。
島内には、友利御嶽(ともるうがん)という聖域があります。
ここは島民の心のよりどころと言ってもおかしくない場所で、とても神聖な場所でもあります。
大切に扱われている場所なので、勝手に立ち入ることはやめてくださいね!
島の歴史
鳩間島には、島内の里親のもとへ、島外から小中学生を受け入れる制度があります。
この離島留学制度が元となり、「瑠璃の島」をはじめとしたドラマやマンガが製作されました。
「瑠璃の島」の主題歌にもなったコブクロが歌う「ここにしか咲かない花」は、実際にコブクロのお二人が鳩間島に来た上で作られたそうですよ。
島のイベント
鳩間島には、3日を通して行われる島最大の行事「豊年祭」というお祭りがあります。
ユドゥーシ儀式という儀式から始まり、子孫繁栄を祈願するカムラーマといったものが催されます。
石垣や那覇から関係者が来るうえ、この時期に合わせて島へ帰省する人もいます。
ほかにも、鳩間島音楽祭というのが毎年5月3日に開催されています。
民謡からフォークまで幅広いジャンルの音楽を楽しめるので、この時期を狙って観光に来てもいいかもしれませんね!