現代アートの島「直島」
海辺に佇む椅子とテーブルのアート
地中博物館の中から見た直島の青空
直島の濃い青空と木々
島のいたるところにあるアート群
直島のビーチ

直島

島の特徴

直島は、高松市の北13㎞、岡山県玉野市の南3㎞の海上にある島です。

島の北部・中央部・南部にはそれぞれ特徴があります。

北部には東洋一の金生産量を誇る三菱マテリアル直島製作所とその関連企業がある工場エリア、中央部には幼(保)・小・中の一貫教育が行える教育機関などがある文教地区、南部には多数の美術館やベネッセハウスがある美術館エリアと、特徴ごとに別れています。

全国で15番目にエコタウンプランの承認を受けた直島は、いわゆる循環型社会の先駆けになっており、島全体で取り組む姿は美しささえ感じます。

離島概要

名称(よみがな) 直島(なおしま)
島の大きさ(標高・面積・周囲) 地蔵山123m・7.80㎢・27.8㎞
世帯数・人口 1,490世帯・3,636人
来訪者 43,200人
アクセス 宇野港からフェリー・旅客船で宮浦港へ20分
島の宿泊施設 ベネッセハウス
直島国際キャンプ場
他、旅館や民宿あり
関連サイトURL http://www.naoshima.net/
景観度
人気度
アクセス難易度
希少体験度
施設充実度

島の見どころ・観光スポット

直島に行った際には、「ベネッセアイランド直島文化村」へ行くことをおすすめします。

「ベネッセアイランド直島文化村」は、ホテルや美術館、キャンプ場があり、総合レクリエーションとして、訪れた人を必ず満足させてくれる施設です。

安藤忠雄氏によって設計された「ベネッセハウス」は、現代美術を展示するホテルとなっており、現代美術に興味のある人は行く価値が十二分にある施設となっています。

ここに展示されている現代美術はアメリカの作家の作品が多いです。

作品を見るだけではなく、安藤忠雄氏によって美術館と瀬戸内海国立公園やその周辺との「調和」や「融合」といった「溶け込み」を考えられて作られたことから、目だけではなく全身からアートを感じることができます。

島での暮らしぶり

直島には三菱マテリアル直島製作所があるため、島民のほとんどはサラリーマンです。

平成14年には町内バスが運行するようになったため、島内交通の向上には著しいものがありました。

住む人のいなくなった古民家を改築して現代アートの作品を展示するのに使ったりもしています。

古民家と現代アートのコラボというのは、大変興味深いものがありますね!

島の歴史

崇徳上皇が讃岐国へ流される際に上陸し、そこで直島の島民の純朴さに感銘を受けたために「直島」と名付けられた、なんて逸話も残っています。

直島には崇徳上皇由来の地名が多数残っており、現代アートがウリの島ながら、節々で歴史を感じさせてくれます。

「直島文化村構想」を発表する前後から直島の歴史は再度動き始めました。

安藤忠雄氏の建築を始め、島のいたるところに美術品を展示する取り組みに最初は関心が薄かった島民も、やがて島全体で取り組むまでに関心が高くなり、今や国内外から大きな注目を集めるようになりました。

島のイベント

4月には「直島つつじ祭り」、8月には「直島夏まつり」や「直島火まつり」があり、直島にはイベントがたくさんあります。

他にも多くのイベントが開催されているので、興味の惹かれたイベントがあれば、ぜひ直島を訪れてみてくださいね。

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