島の特徴
波照間島は、日本最南端にある島です。
一般の人が行くことのできる島としても日本最南端なため、島内には「日本最南端の碑」と「日本最南端平和の碑」が建てられています。
領土としての日本最南端は小笠原村の沖ノ鳥島ですが、満潮時には島の大半が海の下になってしまうため、立ち入りができないそうです。
そのため、波照間島が一般人が行くことのできる日本最南端の島というわけですね!
島内の郵便局も、日本最南端の郵便局なんですよ!
波照間島の特徴は、何と言っても肉眼でたくさんの星を見ることができる点にあります。
周りには人工灯があまりないため、東京などの大都会で見るよりも、比べることがおこがましいほどのキラキラ輝いた星を観察することができるんです。
離島概要
名称(よみがな) | 波照間島(はてるまじま) |
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島の大きさ(標高・面積・周囲) | 60m・12.77㎢・ 14.8㎞ |
世帯数・人口 | 240世帯・551人 |
来訪者 | 10,116人 |
アクセス | 石垣島・離島桟橋から高速船「ニューはてるま」「あんえい号」で波照間港へ1時間 |
島の宿泊施設 | ホテルやペンションあり |
関連サイトURL | http://www.churashima.net/travel/hateruma/index.html |
景観度 | |
人気度 | |
アクセス難易度 | |
希少体験度 | |
施設充実度 |
島の見どころ・観光スポット
波照間島は日本最南端の島ということもあり、他の離島とは少し違ったおすすめスポットがあります。
それは、星!
上記しましたが、波照間島では星がとにかく綺麗に見えるんです。
中でも、南十字星を他の島よりも好条件で見ることができます。
全天88星座の中でもっとも小さい南十字星は、なかなか肉眼で見ることが叶いません。
しかし、波照間島では人工の明かりが極端に少ないことから、肉眼で捉えることができるのです。
こちらが波照間島で見ることのできる星々。
眼前に捉え切れることのない量の星が瞬いています。
夢見心地とはこのことでしょうか。
こんな綺麗な星空を大切な人と見たいですね。
島での暮らしぶり
1960年代までカツオ漁が一般的だったものの、現在はサトウキビ栽培にシフトしています。
サトウキビ以外にも、スイカやメロン、パッションフルーツなどの栽培も盛んに行われています。
観光業にも力を入れており、年々観光客が増加しているのも特徴です。
そのためホテルやペンションなどの建設が進みました。
島の歴史
波照間島は、八重山列島では西表島に次いで人が住み着いたそうです。
八重山地域は縄文文化の影響を受けていません。縄文文化圏外だったのです。
そのため、インドネシア系の文化と深い関係がありました。
波照間島からは、歴史に名を馳せた英雄が誕生しています。
島のイベント
波照間島では、ムシャーマと呼ばれる島最大の年中行事が行われています。
先祖を供養したり、豊穣を祈願したりする盆行事のことです。
ミルクー(弥勒)を先頭に練り歩く様はなかなかお目にかかれません。
棒踊りなどの演舞や狂言も行われるので、島独特の行事に興味ある方はぜひ観光に訪れてみてください。
「たびらい」では、ムシャーマについてのコラムが掲載されていました。