島民よりも牛の数が多い島
黒島の海岸に日が沈んでいく様子
黒島の海へと伸びる桟橋が印象的
黒島島内で飼育されている牛
どこまでも伸びているように感じる黒島島内
青い海が印象的な黒島の海

黒島

島の特徴

「ハートアイランド」って言葉、聞いたことありますか?

ハートアイランドとは、島の全容がハート型になっている島のこと。

黒島はまさにそのハートアイランドなんです。

こちらが黒島を上空から撮ったものです。

横からでわかりづらいですが、たしかにハート型をしています!

ハートアイランドだという以外にも、黒島にはもう一つ魅力があります。

それは、牛の牧畜が盛んだということ。

「牛の島」とも呼ばれているんです。

那覇市内で食べることのできるビーフステーキは黒島で生産されている牛がほとんどだそうです。

島では牛の生産が盛んで、島民よりも牛の数が多いんですよ。

離島概要

名称(よみがな) くろしま
島の大きさ(標高・面積・周囲) 15m・10.02㎢・12.6㎞
世帯数・人口 94世帯・199人
来訪者 12,280人
アクセス 石垣島・離島桟橋から高速船で黒島へ25分
島の宿泊施設 黒島マリンビレッジ
他、民宿数軒あり
関連サイトURL http://www.tabirai.net/sightseeing/tatsujin/0000380.aspx
景観度
人気度
アクセス難易度
希少体験度
施設充実度

島の見どころ・観光スポット

黒島には、魅力がたくさん!

青々と茂った草木やコバルトブルーのビーチなど、都会では味わうことのできない体験をできます。

黒島での体験を忘れないものにするためにも、ここではとっておきのおすすめスポットを紹介していきます。ここに行けばあなたも黒島の魅力を最大限味わえるかも!?

黒島ビジターセンター

黒島についたら、黒島ビジターセンターで島の歴史を勉強してはいかがでしょうか。

パネルや標本などで詳しくわかりやすく解説してあるので、黒島を知るためにはちょうど良いかもしれません。

黒島で古い昔に使用されていた道具などの展示もあります。

今の黒島だけでなく、昔の黒島を知ることもできますね。

何と言っても、「無料」なので、行かなきゃ損ですよ!

プズマリ

他には、プズマリという琉球王国時代に琉球石灰岩を積み上げて築いた見張り台跡は必見の価値ありです。

黒島の一番高い場所にあるので、そこから周囲を眺めると、まるで自分が琉球王国時代にタイムスリップしたかのように感じられるかも?

黒島は平坦な地形なので、プズマリに上がって周りを眺めるだけで360°のビューを楽しむことができます。

黒島の近くにある島々も容易に眺めることのできるプズマリはおすすめですよ!

黒島展望台

360°のビューを楽しむには、黒島展望台もおすすめ!

港から集落に向かう途中にあるので、簡単に立ち寄ることができます。

高さ10mほどの簡素な展望台ですが、牛が点在する牧草地や水平線に続く海まで眺めることができます。

島での暮らしぶり

島の主産業は牛の生産です。

島民よりも圧倒的に牛の数の方が多く、黒島の集落地以外のほとんどの土地が放牧地になっています。

なんと、牛の数は島民の10倍にも登るそうです。

黒島で育てられているのは、「黒毛和牛」!

高級なブランド牛として広く知られていますよね。

黒島で育てられた黒毛和牛は島外へと出荷され、日本各地でブランド牛になります。

島の歴史

琉球王朝時代、八重山の造船は黒島で主に行われていたそうです。

のちに石垣島に移りますが、黒島は造船の拠点だったんですね。

黒島は、キリシタンと密接に繋がってもいます。

黒島にキリスト教が伝わったのは、三百数十年前。

そこからキリスト教弾圧を経て、今の黒島の姿があります。

黒島の歴史を隅から隅まで知ることのできるサイトがあったので、こちら『黒島を旅する』も参考にしてみてください。

島のイベント

黒島では、島の若い有志が島ぐるみのイベントを行なっています。

「ハート愛ランドさふしま(黒島)牛まつり」もその一つで、2月中旬〜3月中旬に開催されています。

牛一頭が当たる抽選会や牛との綱引きといった運動会のようなものまで開催され、島民だけではなく、島外の人たちからも大変高い人気を誇っています。

さまざまな牛料理も堪能することができるので、お肉好きならぜひ行ってみたいイベントですね!

関連動画

関連書籍

関連する離島








関連記事

  1. 硫黄島(薩摩硫黄島)

  2. 座間味島

  3. 父島(小笠原)

  4. 慶留間島

  5. 加計呂麻島

  6. 母島

  7. 宝島

  8. 渡嘉敷島

  9. 竹富島

カテゴリ

登山ガイド.com Web制作スタジオSomeiyoshino