島の特徴
北木島は、瀬戸内の三大銘石の一つとして有名な島です。
古くから「石の島」として名を馳せており、江戸時代初期の大阪城修築の際には大量の石垣石を北木島から送り出しているほど。
昔から「石の島」として有名な北木島ですが、最近ではお笑い芸人「千鳥」の大悟さんの出身地ということで、「北木島」の名前が徐々に認知されています。
離島概要
名称(よみがな) | 北木島(きたぎしま) |
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島の大きさ(標高・面積・周囲) | バックリ山226m・7.49㎢・18.3㎞ |
世帯数・人口 | 764世帯・1,562人 |
来訪者 | 8,000人 |
アクセス | 笠岡港(住吉)から真鍋島行き高速船「せとじ」で白石島経由、北木島港へ36分 |
島の宿泊施設 | 民宿あり |
関連サイトURL | https://www.kasaoka-kankou.jp/island/kitagishima |
景観度 | |
人気度 | |
アクセス難易度 | |
希少体験度 | |
施設充実度 |
島の見どころ・観光スポット
他には、「松原の白砂青松」がおすすめです。
楠海水浴場やキャンプ場があり、北側・南側に広がる砂浜や、中央に広がる松林は景観が素晴らしく、一見の価値ありです。
北木石を使った彫刻作品である「メビウスの輪」は有名です。
第一回石彫シンポジウムの作品である「メビウスの輪」は、豊浦港のすぐそばに展示してあります。
島での暮らしぶり
かつては「石の島」として名を馳せた北木島ですが、今では海外の安い石が流入したために120ヶ所以上あった丁場も数カ所に減ってしまっています。
今は、輸入石を製品化して出荷する加工場が発展しています。
島の北木中学校に「北木石記念室」が設置され、そこではかつて使われていた採石道具などが展示されています。
とは言っても、今でも島の産業は採石と漁業が主な産業です。
島の歴史
島の小高い丘に古墳が3ヶ所あることから、北木島には古墳時代から人が住み着いていたと考えられています。
戦国時代には真鍋氏の支配下にあり、江戸時代には備後福山藩の所轄にありました。
北木島の「北木みかげ石」は古くから有名で、先に紹介した大阪城修築をはじめ、日本銀行本店や靖国神社の大鳥居に石が使われました。
島のイベント
市の重要無形文化財に登録されている「流し雛」は、北木島の見どころの一つです。
「流し雛」は、4月に大浦地区で行われています。
「流し雛」は女性の厄除け行事として行われている行事で、麦わらで作った「うつろぶね」に桃の花や菱餅、紙で作った雛を乗せ海へ流すというものです。