六連島

島の特徴

六連島は、下関港から約6㎞の場所に位置し、彦島の北西約5キロメートルに浮かぶ溶岩台地の島です。

なんと、六連島には世界でも3箇所にしかないと言われる雲母玄武岩があり、その雲母玄武岩は国の天然記念物に指定されています。

さらに、「六連島遺跡という」縄文・弥生・古墳時代の土器が出土した遺跡があり、雲母玄武岩とともに歴史を感じさせる遺物があるのが六連島の特徴です。

離島概要

名称(よみがな) 六連島(むつれじま)
島の大きさ(標高・面積・周囲) 104m・0.69㎢・3.9㎞
世帯数・人口 42世帯・159人
来訪者 8,735人
アクセス 竹崎港から旅客線「六連丸」で六連島漁港へ20分
島の宿泊施設 島内に宿はありません。
関連サイトURL http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a11500/island/mutsurejima.html
景観度
人気度
アクセス難易度
希少体験度
施設充実度

島の見どころ・観光スポット

六連島の見どころといえば、やはり「雲母玄武岩」です。

火星や金星 (地球型惑星) にも多量に存在すると言われる玄武岩ですが、そんな玄武岩が海底で冷える際に小さな穴ができ、そこに黒雲母と角閃石の結晶が生じたものを雲母玄武岩と言います。

玄武岩に黒雲母と角閃石の結晶が生じることは大変珍しく、なかなか見られない現象です。

ぜひ見てみたいものですね!

島での暮らしぶり

島民が花き栽培を進めたことから、六連島は近年、「花の島」として注目を浴びています。

六連島園芸組合はカーネーションなどの花づくりを進めていて、その功績は朝日農業賞を獲得するまでのものになりました。

さらに、六連島は瓶詰めウニの発祥の地として知られています。

六連島に訪れた際にはぜひとも美味しいウニを味わってみたいですね!

島の歴史

六連島は日本書紀に「没理島(もつりしま)」として記載されており、古くから日本の歴史に登場している島でもあります。

六連島という島名にはさまざまな説が存在します。

六連島を中心に大小6つの島が連なっている様から「六連島」と名付けられた説や、最初に住み着いた6人が島を6等分したから、なんて説もあります。

いずれにしても六連島の歴史は深く、訪れた際には日本の歴史を感じるような、そんな不思議な感覚を味わえることでしょう。

島のイベント

六連島に大きなイベントはありませんが、下関市付近では花火大会や関門海峡遊覧クルーズなど、魅力的なイベントが盛りだくさんです。

下関を楽しむことの一つとして、六連島を訪れるのがいいかもしれませんね。

2018年のイベントはここから確認できます!

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