島の特徴
一色町の南海上約5㎞に位置する島が、佐久島です。
佐久島は三河湾最大の島でもあります。
なだらかな地形と温暖な気候をはじめとし、「日本の原風景が残る島」として、訪れた人の心に暖かな光を灯す雰囲気を持っています。
最近では「三河・佐久島アートプラン21」がスタートしたこともあり、アートと佐久島がコラボしたイベントが行われています。
離島概要
名称(よみがな) | 佐久島(さくしま) |
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島の大きさ(標高・面積・周囲) | 38m・1.82㎢・11.4㎞ |
世帯数・人口 | 154世帯・344人 |
来訪者 | 44,156人 |
アクセス | 一色渡船場から高速船「はまかぜ」「第二さちかぜ」で佐久西港経由、東港へ25分 |
島の宿泊施設 | 旅館・民宿11軒あり |
関連サイトURL | https://www.aichi-now.jp/spots/detail/41/ http://sakushima.com/ |
景観度 | |
人気度 | |
アクセス難易度 | |
希少体験度 | |
施設充実度 |
島の見どころ・観光スポット
古くからある民家を修復し、現代美術(年数回)などを展示した弁天サロンがおすすめです。
島内散策に疲れた際には休憩所としても使えるので、気軽に立ち寄ってみてください。
「佐久島空家計画/大葉邸」という現代美術に生まれ変わった大葉邸もぜひ見てほしいスポットの一つです。
築100年の古民家である大葉邸は、なぜか人の目を引き、見た人の心を落ち着かせる雰囲気を持っています。
疲れたときには大葉邸により、敷き詰められた佐久石をぼーっと見つめ、現実を忘れるのもありかも?
島での暮らしぶり
島にスーパーやコンビニがないため、島民は畑で野菜を作り、自給自足の生活を過ごしています。
島内の家々は対象から昭和に建てられたものが多く、まさに「日本人の原風景」とでもいうべき景色を堪能することができます。
そんな原風景らしく、島内には信号がありません。
軽自動車の数も少なく、島民みんながゆっくりと時間を過ごしています。
自然に囲まれ、のどかな時間を過ごす島民のみなさんはとても暖かく、都会の喧騒を忘れたいという人にはぴったりな場所だと言えるでしょう。
島の歴史
島内には古墳群が存在し、佐久島が古墳時代からあることを物語っています。
江戸時代には佐久島が海上交通の要衝であることから、海運業や漁業で栄える島でした。
だんだんと海運業や漁業が衰退していく中で、他の離島と同じく佐久島の過疎化も進みます。
しかし近年、「三河・佐久島アートプラン21」がスタートしたこともあり、観光事業で栄えるようになりました。
島のイベント
佐久島は弘法信仰の厚い島であることから、島内のさまざまな場所に祀られた弘法さんを巡ってご利益を願っています。
夏には盆踊りや精霊流しが催され、秋には名月十五夜祭や秋のお彼岸、冬には金比羅さんに祈祷をしたりと、一年を通して多くの行事が行われます。
現代アートが島内のいたるところにある中、こういう昔ながらの風習が残るというのは、絶妙なコントラストを産むとともに、強烈な興味を惹かれますね。