島の特徴
女木島は高松市の北約4㎞に浮かぶ島です。
別名「鬼ヶ島」とも呼ばれています。
「鬼ヶ島」という名前の由来は、島の中腹に巨大な洞窟があるから。
たしかに、昔話の「桃太郎」に出てきそうな雰囲気を持った洞窟があり、実際に鬼が住んでいそうなんです。
白い砂浜と青々とした松は島民以外の目を奪うことも多々あり、夏場には多くの観光客で賑わいます。
離島概要
名称(よみがな) | 女木島(めぎしま) |
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島の大きさ(標高・面積・周囲) | 216m・2.67㎢・7.8㎞ |
世帯数・人口 | 120世帯・244人 |
来訪者 | 40,500人 |
アクセス | 高松港から男木島行きフェリー「めおん2」で女木港へ20分 |
島の宿泊施設 | 民宿7件あり |
関連サイトURL | https://www.my-kagawa.jp/shimatabi/feature/shimatabi/megijima |
景観度 | |
人気度 | |
アクセス難易度 | |
希少体験度 | |
施設充実度 |
島の見どころ・観光スポット
女木島のおすすめスポットは、平成10年5月にオープンした「鬼ヶ島おにの館」です。
鬼について書かれた資料や鬼のお面など、鬼についての情報がばっちり網羅された「鬼ヶ島おにの館」は、鬼に対しての新しい発見をもたらしてくれることまちがいなしでしょう。
映像が見られる「鬼の間」と軽食が食べられる「鬼の市」の2ブースがあります。
鬼についての情報をインプットしたら、「鬼ヶ島洞窟」に足を運ぶことをおすすめします。
大正3年に発見された同洞窟は、なんと広さ4,000㎡、奥行き400mの超巨大洞窟!
桃太郎に出てくる鬼が住んでいたとされる大広間や居間は、「実際に鬼が住んでいた!」と確信してしまうほどの迫力を持っています。
土産物店では「きびだんご」も買えるので、桃太郎気分で洞窟を探検してみてはいかがでしょうか?
島での暮らしぶり
女木島の東浦集落には、冬に「オトシ」と呼ばれる季節風が吹きます。
波しぶきや霧状の海水が海沿いの家に入ってくるために、それらの家には「オーテ」と呼ばれる高さ3-4mほどの石垣が築かれています。
大小さまざまな女木島の安山岩や直島の花崗岩が使われており、先祖代々から修理しつつ使われてきた「オーテ」は島の歴史や島民の生活を感じることのできる貴重な文化遺産です。
女木島に訪れた際には、ぜひ一度、目にして見てください。
島の歴史
「女木(めぎ)島」という名前には、いろいろな説があります。
一説には、那須与一が射落とした扇の一部が流れ着いたことから「メギ」と名付けられたそう。
「メギ」というのは、方言で「壊れる」ことを「めげる」といい、そこから「女木(めぎ)島」となったのだと言われています。
島のイベント
女木島と対をなす男木島には、灯台周辺の約1万2,000㎡の敷地に約1,100万株の水仙が咲き誇ります。
対して女木島には、春になるとあたり一面ピンク色に染まるほどの約3,000本の桜が咲き誇ります。
2018年から始まった「女木島さくらまつり」は、4月6日(金)・7日(土)の2日間で開催され、なんとこの二日間はフェリーが「無料!」になりました。
女木島の人たちの思いの強さが伺える力の入れようですね!
他にも、女木島を含めた島々をめぐる「瀬戸内海サンセットクルーズ」も大変高い人気を博しています。