日本の数ある島の中でももっとも大きい島のひとつ、地元の人でも把握しきれていない絶景スポットが沢山
佐渡の山からの景色
佐渡島の灯台
佐渡の花畑
佐渡湾内風景 夕方
乙和池

佐渡島

島の特徴

佐渡島は新潟県に位置する島で、佐渡弥彦米山国定公園に指定されるほど自然に溢れる島でもあります。

佐渡島は、約300万年前から続く地殻変動によってできた島で、自然がそのまま残る風景を楽しめるのが特徴。

「大地の公園」を意味し、自然豊富な場所しか認定されない日本ジオパークにも認定されています。

松本清張 『風の視線』や太宰治 『佐渡』の舞台にもなったことで知られています。

他にも、多くのテレビドラマや映画の舞台になってきた歴史があります。

離島概要

名称(よみがな) さどしま、さどがしま
島の大きさ(標高・面積・周囲) 金北山1,172m・854.88㎢・262.7㎞
世帯数・人口 25,418世帯・72,173人
来訪者 826,744人
アクセス 新潟港からジェットフォイルで両津港へ1時間
島の宿泊施設 旅館や民宿、多数あり
関連サイトURL https://www.visitsado.com/
景観度
人気度
アクセス難易度
希少体験度
施設充実度

島の見どころ・観光スポット

山師3人により開山されたという「史跡 佐渡金山」がおすすめです。

1601年に開山され、その歴史は400年にもおよびます。

日本最大級の金銀山として名を馳せ、平成3年に閉山されるまで78トンの金、2,330トンの銀を産出しました。

江戸時代から続く「史跡 佐渡金山」には、抗道跡や採掘施設、製錬施設などがあり、その多くが国の重要文化財などに指定されているのです。

こちらが佐渡金山の動画。

動画を観るだけで歴史を感じさせるほど、長い年月を過ごしてきました。

島での暮らしぶり

島には、さまざまな伝統文化が残っています。

というのも、佐渡島は京都から流罪された文人や政治家が佐渡島に流れ着いたため。

彼ら文化人によって、佐渡島には能や古浄瑠璃、文弥人形といった歴史ある伝統文化が今なお残っているのです。

こちらが佐渡で息づく「能」です。

厳(おごそ)かな雰囲気をまとい、長い年月を生きてきた風格を漂わせます。

島の歴史

佐渡島は、発見された遺跡などから、1万年前から人が住み着いていたと考えられています。

奈良時代からは流刑地として定められ、順徳天皇や世阿弥など、誰もが一度は名前を聞いたことがある人物が流されてきました。

江戸時代以前から金の取れる島だと認識されていた佐渡島。

江戸時代に入ると本格的に金の産出が始まり、幕府に天領に定められ、以後400年続く日本最大級の金銀山として活躍し、佐渡島の名も広がっていきました。

島のイベント

佐渡島には、300年もの歴史をほこる神事芸能があります。

それは、「鬼太鼓」。

鬼の面をつけた演者が太鼓の音に合わせて舞う芸能です。

島内の約120地区でそれぞれ流派があり、多種多様な「鬼太鼓」が存在するのです。

五穀豊穣や厄払いのために舞う踊りは、長い佐渡島の歴史を感じさせるとともに、まるで自分がその歴史を生きたようにさえ感じさせる力があります。

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