島の特徴
寒風沢島は、宮城県塩釜市の浦戸諸島のなかで一番大きな島です。
日本人で初めて世界一周をした「津太夫」と言う人物の出身地でもあります。
江戸時代には港が栄え、船乗りを相手にした遊郭などが作られたそうです。
島内には、日本最初の洋式軍艦「開成丸」の記念碑など、歴史を感じさせる建造物があり、観光客をタイムスリップさせるかのような郷愁を感じさせてくれます。
離島概要
名称(よみがな) | |
---|---|
島の大きさ(標高・面積・周囲) | 1.45㎢・13.5㎞ |
世帯・人口 | 90世帯・100人 |
来訪者 | 不明 |
アクセス | |
島の宿泊施設 | 不明 |
関連サイトURL | 浦戸諸島 寒風沢島 Sabusawa-jima Island |
景観度 | |
人気度 | |
アクセス難易度 | |
希少体験度 | |
施設充実度 |
島の見どころ・観光スポット
家族づれで寒風沢島に訪れたなら、「寒風沢海水浴場」へ行くことをおすすめします。
寒風沢海水浴場は穏やかな波と遠浅の海岸が特徴で、ゆっくりと寒風沢島の風を感じながら過ごすことができます。
砂浜も綺麗なので、癒されること間違いありません。
寒風沢海水浴場の近くにある「寒風沢神明社」もおすすめです。
江戸時代中期に建造されたといわれています。
「流れ造り」という珍しい様式で造られた格式高い神社です。
島での暮らしぶり
寒風沢島の主要産業は、漁業と農業です。
しかし、どちらも衰退の一歩を辿っています。
30ヘクタールある農地の99パーセントが、耕作放棄地になっているんです。
島民の高齢化も進んでいます。
ただ、NPO法人などが島の活性化に望んでいます。
寒風沢島がどのような現状でどんな未来を歩んでいくか木になる方は、『寒風沢島、99%の耕作放棄地から、「新しい農業」を(塩竈市)』という記事を読んでみてください。
島の歴史
江戸時代は、「塩竈港の外港」として発展したそうです。
港で年貢米を積み替え、そこから品川港まで運びました。
港として発展したことから、船乗りを相手にした遊郭が作られ、さらなる発展を遂げました。
寒風沢島は、日本人で初めて世界一周をした「津太夫」の出身地でもあります。
津太夫は石巻から江戸へ向かう途中に暴風に遭遇し、ウナラスカ島というアメリカの島に漂着したそうです。
そこから13年もの年月かけ、帰郷を果たしたと言うんですから、驚きですね。
島のイベント
寒風沢島には、いくつものお祭りがあります。
春には「神明社春祭り」、「秋には神明社秋祭」と、季節を楽しむことができるお祭りが催されています。