県指定の無形文化財がある島
祝島の放牧豚
祝島の路地裏
放牧豚が寝ころぶ様子

祝島

島の特徴

祝島は、周防灘の東端に位置する島です。

古来から行き交う船の安全を守る神霊の島として知られていたことから、『万葉集』にも登場する島です。

島では、県指定無形文化財の「神舞神事」が4年に1度行われており、この神事は1000年以上も前から伝承されているほど歴史のある神事です。

離島概要

名称(よみがな) 祝島(いわいしま)
島の大きさ(標高・面積・周囲) 357m・7.69㎢・12.7㎞
世帯数・人口 379世帯・644人
来訪者 13,300人
アクセス 柳井港から旅客船「いわい」で室津・上関・蒲井・四代経由、祝島へ1時間10分
島の宿泊施設 旅館あり
関連サイトURL http://www.iwaishima.jp/
景観度
人気度
アクセス難易度
希少体験度
施設充実度

島の見どころ・観光スポット

島には、独特な石で積み上げられた塀があります。

「練塀(ねりへい)」と呼ばれ、冬季の季節風が強いために作られました。

そんな練塀で彩られた町並みは美しく、一目見ていただきたいです。

島での暮らしぶり

島には、にがりの代わりに海水で作られたお豆腐「石豆腐」があります。

紐でしばれるほどに硬く、少し黄色味がかった色をしているのが特徴です。

今では島にある二件のお豆腐やさんでしか食べることはできないので、島に観光に行った際にはぜひ食べて見てください。

島の歴史

『家人は 帰り早来と伊波比島 斎ひ待つらむ旅行くわれを』

『草枕 旅行く人を伊波比島 幾代経るまで斎ひ来にけむ』

という二つの詩があります。

これは『万葉集』で詠まれた祝島に関する詩です。

古来から行き交う船の安全を祈り、海上交通の要衝に位置していた祝島は、このように『万葉集』に登場しています。

島のイベント

島には、1000年の歴史を持つ「神舞神事」という神事があります。

閏年の7月1日から5日にかけて行われます。

お宮参りなどの神事を、全島を挙げ手作りで行います。

島に住んでいる島民一人一人に役目(ゴミ拾いなど)があり、そのことが評価されて「農林水産大臣賞」を受賞しました。

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