島の特徴
利島は、東京都に属する島です。
上空から見ると、まるでコインのように丸いのが特徴。
気候は温暖で、過ごしやすい島です。
海産物が豊富で、伊勢海老やサザエが獲れます。
伊勢海老やサザエと同じく、椿も有名です。
なんと島の80パーセントが椿林で占められているほど。全国一の椿油生産量を誇ります。
離島概要
名称(よみがな) | としま |
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島の大きさ(標高・面積・周囲) | 宮塚山508m・4.12㎢・7.7㎞ |
世帯数・人口 | 169世帯・302人 |
来訪者 | 7,500人 |
アクセス | 東京・竹芝桟橋からジェットフォイルで大島経由、利島港へ2時間半ほど |
島の宿泊施設 | ホテルや民宿あり |
関連サイトURL | http://www.toshimamura.org/ |
景観度 | |
人気度 | |
アクセス難易度 | |
希少体験度 | |
施設充実度 |
島の見どころ・観光スポット
利島には、雄大な自然があります。
島内に高い建物がないので、東京や大阪といった大都市では見ることができない開けた美しい大空があります。
昼間の空はどこまでも青空が続くように延びており、夜空は辺り一面にキラキラ輝く粉砂糖をまぶしたような星空を見ることができるんです。
空を見上げれば一面の星空が広がっている……。
なんて素敵なんでしょう。
他には、島内には神社もあります。
7つもの神社が存在し、どの神社も悠久の歴史を持っています。
美味しい食べ物を食べながら、島内の神社巡りをしてみるのもいいかもしれませんね。
島での暮らしぶり
利島の生活は、水産業と農業、観光業の三つに大別されます。
農業については、先に記した通り、椿油の生産が盛んに行われています。
島内には多数の産業用モノレールがあり、利島の農業の手助けとなっています。
利島の水産業では、サザエが利島を助けています。
一般的に200グラムが特大サイズとして扱われるなか、利島のサザエは350グラムが標準サイズなんです。
「利島の大サザエ」として流通し、利島の名を世に広めています。
利島の観光業は、島に観光資源が少ないことからあまり積極的に行われていないそうです。
ただ、島には「利島の大サザエ」を筆頭に舌鼓を打つ名産が多いことから、それを目当てに利島へ足を運びたくなってしまいますね。
島の歴史
利島の歴史は、6000年前にまで遡るようです。
黒曜石が取れる神津島の中継地点として利用されていました。
4000年前頃には利島に住居が建てられるようになり、そのころの土器などが出土しています。
大変深い歴史があるんですね!
島のイベント
利島には、伝統があります。
ジックワ火とヤブサメ、のりぞめがそれに当たります。
ジックワ火とは、年明けに炊かれる火のことを指します。
23時ころから周りに人が集まりだし、年が開けるとともに子供の「ジックワ!」という声を合図に火がつけられます。
ヤブサメやのりぞめもお正月に行われるイベントです。
詳しくは利島村ホームページの伝統欄をご覧ください。
利島に伝わる興味深い伝統を知ることができます。